放課後
学校からの帰り道 河原近くをオレ、謙(ユズル)は友人と歩いていた
謙 「はぁ……テストの結果、持って帰りたくねーなぁ」
友人 「でも0点だったわけじゃないんだろ?」
謙 「3点」
友人 「はは…」
友人の視線が河原へ。
友人「ん? あれ、なんだろう」
本が落ちている。
謙 「お? なんだこれ?」
友人 「古くさーい感じだね」
ぺらぺらとめくる。
謙 「ダメだ。ぜんっぜん読めねー」
友人 「日本語じゃないみたいだね…でも英語とかでもないみたいだし」
謙 「つまんねーの」
ポイッと捨てた、でも友人はまだ見ている。
友人 「ねぇ、これ古書とかじゃないのかな?」
謙 「古書?」
友人 「古い本って高く売れるんだよ。骨董品みたいな感じ?」
謙 「マジで!?」
友人 「歴史の先生ならわかるかな」
謙 「よし。明日見せてみよう」
鞄に突っ込み そのまま帰宅した。
謙 「ただいまー」
母親 「おかえり。今日はおやつがあるよ」
謙 「あー、後で!」
ボン、とリビングテーブルの上に鞄を置いて、自分の部屋へ
モゾモゾとポケットからテストの答案用紙を取り出し
謙 「どこかに隠しておかないと…」
どごぉぉぉお!!!
謙 「な、なんだ!?」
続きを読む
学校からの帰り道 河原近くをオレ、謙(ユズル)は友人と歩いていた
謙 「はぁ……テストの結果、持って帰りたくねーなぁ」
友人 「でも0点だったわけじゃないんだろ?」
謙 「3点」
友人 「はは…」
友人の視線が河原へ。
友人「ん? あれ、なんだろう」
本が落ちている。
謙 「お? なんだこれ?」
友人 「古くさーい感じだね」
ぺらぺらとめくる。
謙 「ダメだ。ぜんっぜん読めねー」
友人 「日本語じゃないみたいだね…でも英語とかでもないみたいだし」
謙 「つまんねーの」
ポイッと捨てた、でも友人はまだ見ている。
友人 「ねぇ、これ古書とかじゃないのかな?」
謙 「古書?」
友人 「古い本って高く売れるんだよ。骨董品みたいな感じ?」
謙 「マジで!?」
友人 「歴史の先生ならわかるかな」
謙 「よし。明日見せてみよう」
鞄に突っ込み そのまま帰宅した。
謙 「ただいまー」
母親 「おかえり。今日はおやつがあるよ」
謙 「あー、後で!」
ボン、とリビングテーブルの上に鞄を置いて、自分の部屋へ
モゾモゾとポケットからテストの答案用紙を取り出し
謙 「どこかに隠しておかないと…」
どごぉぉぉお!!!
謙 「な、なんだ!?」
続きを読む